あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない あらすじと評価

あらすじ

小学校時代の仲良し6人組「超平和バスターズ」。マスコット的存在だった「めんま」こと本間芽衣子(ほんまめいこ)が事故で亡くなり、その後、グループは自然に解散してしまいます。残されたメンバーはそれぞれ心にわだかまりを抱えたまま、時が過ぎていきました。グループのリーダーだった「じんたん」こと宿海仁太(やどみじんた)は、めんまの死と母親の病死から立ち直れず、高校受験にも失敗し、ほとんど引きこもりの生活を送っていました。

そんなじんたんの前に、ある日突然、めんまが現れます。めんまの姿はじんたんにしか見えていない様子でしたが、それを機に再びバスターズのメンバーが集まります。そしてようやく、それぞれの心の傷と向き合い始めるのでした。

少年の日の思い出と心に残された傷、友情、恋、絆

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』、通称『あの花』の舞台は埼玉県秩父市。実在する建物などが登場します。エンディングテーマとなった「secret base ~君がくれたもの~」は、2001年発売のZONEの大ヒット曲を『あの花』の声優がカバーしてヒットしました。

男女6人のグループの中には、恋愛感情があり、三角関係があり、嫉妬、コンプレックス、そして、お互いを思いやる気持ち、友情がありました。

成長とともに変化していくはずのものが、事件をきっかけに、時が止まって凍りついてしまいます。様々な感情が浄化されないまま心の奥底に閉じ込められ、高校生となった彼らのトラウマとなっていました。

そんな心を解きほぐしてゆくきっかけとなるのが、幽霊となって現れためんまの存在です。めんまはある目的があってじんたんのところにやってきたのですが、どういうわけか、なかなかそれを思い出すことができません。

誰もが持っている、子どもの頃の思い出や心の傷。青春映画にはよくあるテーマですが、この映画ではそれがとても丁寧に描かれていました。

6人それぞれのキャラクターもとても魅力的でした。きっとたくさんの人が、この映画を見て涙したことでしょう。

映画はアニメ版『あの花』の総集編的な位置づけなので、ストーリーがわかりづらかった方はアニメ版を見直してみるといいかもしれません。

さて、2015年のニュースです。『あの花』実写版がドラマ化されることになりました。主人公のじんたんを演じるのは、「情熱」、「悲しみジョニー」などのヒット曲で知られる歌手UA(ウーア)の長男村上虹郎(18)ということで、話題性もたっぷり。絶対見逃せません。

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