2001年宇宙の旅 あらすじと評価

  • 2015-7-14
2001space

あらすじ

人類が誕生する遙か以前、地球上には猿たちが群れを作って暮らしていました。そこに、道具を使うものたちが現れます。そのとき、そこには大きな黒い板状のもの(モノリス)が存在していました。群れ同士の争いで彼らは圧倒的な優位を示し、大きな勢力となっていきます。そしていつしか二足歩行を始め、劇的な進化を遂げるのです。

やがて2001年を迎え、人類は宇宙を旅するまでになっていました。そして再び大きな進化のときを迎えます。月面でモノリスが発見され、それは木星の方向に向かって強い信号を発していました。早速、5人の乗組員を乗せた宇宙船ディスカバリー号が木星に向かって旅立ちます。

長い時間をかけて辿り着いた先には、一体何が待ち受けていたのでしょうか。

圧倒的な存在感!他に類を見ない世界最高の傑作SF映画

映画界の巨匠スタンリー・キューブリックとSF小説界の巨匠アーサー・C・クラークが共同で作り上げた物語を、キューブリック監督が莫大な予算と時間を使って映像化しました。キューブリック監督は自身のイメージを正確に作り上げるために、あらゆる分野の専門家に問い合わせて助言を求め、細部に至るまで徹底して完璧な仕上がりを追及しました。

この映画では、モノリスが現れるたびに大きな進化を遂げてゆく人類の歴史、という壮大なストーリーが描かれています。現代から次世代への大きな進化を経て、一体人類がどこへ向かって行くのかという点についての解釈はとても興味深いものがあります。そして、木星へ向かう行程、宇宙を旅する部分が物語の中の一番大きな部分を占めていて、ここでは狭い宇宙船の中で繰り広げられる人間ドラマが描かれます。

人間ドラマとは言っても、相対するのはコンピューターです。50年前、電卓が最新機器であったような時代に、人間と会話するコンピューターという斬新な発想!人口知能HAL9000型コンピューターに、世界中が驚かされました。感情を持ち、人間以上に人間らしいコンピューター、近い将来HAL9000が本当に現実のものになるのでしょうか?

楽しみでもあるし、恐ろしいような気もします。

1968年の公開から半世紀近く経った今でも、この映画の圧倒的な迫力と映像の見事さ、物語の魅力は少しも色褪せることはありません。ルネッサンスの巨匠が500年前に作り上げた彫刻や絵画が今も変わらず人々を魅了し続けているように、『2001年宇宙の旅』はこの先もずっと世界で最も偉大なSF映画であり続けるかもしれません。

…と言うと、ちょっと大げさすぎるでしょうか。

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