ミリオンダラー・ベイビー あらすじと評価

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あらすじ

フランキー(クリント・イーストウッド)は、年をとってからやっと手に入れたボクシングジムを細々と経営していました。フランキーは最高に腕のいいトレーナーですが、ビジネス的な成功とは無縁です。そこに、30を過ぎたマギー(ヒラリー・スワンク)が、ボクシングを教えてほしいとやってきます。

女性はよそへ行ってくれと断るフランキーでしたが、マギーは諦めません。掃除係で元ボクサーのエディ(モーガン・フリーマン)は、頑固で強い意志を持ったマギーのボクシングの素質にすぐに気付き、陰ながら応援します。結局折れたフランキーの指導で、マギーはボクサーとしての才能を開花させ始めます。

そしてついに、マギーがタイトル戦に挑む日が訪れるのですが…。

孤独な2人の間に生まれた絆。深い愛。人生。

クリント・イーストウッド監督の25作目となる『ミリオンダラー・ベイビー』は、2004年公開、アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞を受賞、その他にも数多くの映画賞に輝きました。

主演も務めたクリント・イーストウッドはこのとき74歳。60代のモーガン・フリーマンと共に、深い味わいのある人間関係を描きました。ヒロインを演じたヒラリー・スワンクは、タフで頑固で、でも繊細なところもあって、どこかはかなげに真っ直ぐに生きる女性を見事に演じ切り、2度目のアカデミー賞主演女優賞を受賞しました。

イーストウッド監督の映画はどれもとても面白いです。静かな雰囲気の映画が多いので見ていて疲れないし、無駄な部分がないので見ていて飽きない。気が付いたら2時間終わってしまっていることが多いです。でも、心にずしっときます。

『ミリオンダラー・ベイビー』の重さは半端なく、見終わって数日はうなされました。ハッピーエンドを期待している人にはあまりおすすめしません。結末については賛否両論の論争があり、大きな話題となりました。クリント・イーストウッド監督がこの映画で伝えたメッセージは、これから先も社会的に大きな注目を集めて行くであろう、簡単に答えを出すことのできない難しい問題でもありました。

年をとってすっかりおじいさんになってしまってはいるものの、クリント・イーストウッドはやっぱり二枚目で、若いヒラリー・スワンクと並んでレモンパイを食べている姿はまるで恋人同士のようでした。これからは監督や製作のほうに専念するつもりのようですが、まだまだ俳優として十分にいけます。よぼよぼのおじいさん役も絶対似合うと思うので、早く見てみたいです。

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