レギオン あらすじと評価

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あらすじ

空から1人の男がやってきます。背中の傷を縫い合わせ、大量の武器を抱えて立ち去ったこの男は、一体誰なのでしょうか?

舞台は変わって、砂漠にポツンとある一軒のダイナー。ボブと息子のジープ、ウエイトレスで訳ありの妊婦、チャーリーが働いています。ジープはチャーリーに夢中です。

あるとき店に1人の老婆がやってきました。にこやかに他の客と挨拶をかわした老婆は、血の滴るようなステーキを注文します。そして、肉を平らげた老婆がいきなりチャーリーに襲いかかってきたとき、あの男が現れました。彼の名はミカエル。偉大な天使、大天使ミカエルです。

ミカエルが老婆を倒すと、さらに次々と不気味なものたちが襲いかかってきました。その正体は、神が地上に遣わした天使の軍団「レギオン」だったのです。

美しき天使たちの戦い。地球の未来は救世主の手に?

大天使ミカエルの背中に広がる美しい巨大な羽、その羽を武器にして戦う姿にまず驚きます。ミカエルが戦う相手は、三大天使の1人でもあるガブリエル。人間の欲深さに失望した神様の指示で、人間を滅ぼしにやってきたのでした。

神や天使といった宗教的な概念は日本人には理解しにくいものですが、『レギオン』で描かれるのはそれほどややこしい話ではありません。ミカエルは人間の可能性を信じ、神に背いて人間の味方をします。そしてミカエルとガブリエルが戦うことになるのですが、果たして神は2人の戦いにどう決着をつけるのでしょうか?

この映画は映像がとても素晴らしく、印象的です。レアステーキを貪り食う超不気味な老婆が有名ですが、そのほかにも、心理作成で罠をしかけてくる奴らや、虫の大群、アイスクリーム屋など、天使の軍団どころか悪魔めいた姿の化け物たちが大勢現れます。B級ホラー、B級アクションと呼ばれる作品ではありますが、映像のセンスはA級です。

物語のメインとなるのはガブリエル率いるレギオン対ミカエルと人間たちの戦いですが、ヒューマンドラマな一面もあります。それは、ダイナーを経営する父と息子の物語です。人間のエゴや醜さも同時に描かれていますが、それでもボブとジープの生き様は、人間はまだまだ捨てたものじゃないとミカエルに思わせるのに十分なもので、見ていてちょっとホロっとしました。

『レギオン』のその後を描いたテレビドラマ『Dominion』が、2014年にアメリカで放送されています。25年後の地球で、あのとき生き残った救世主が成長し、再び天使たちとの戦いが始まるというストーリーのようです。再び、ミカエルとガブリエルの戦いを見ることができるのでしょうか。

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