サイコ Psycho あらすじと評価

あらすじ

不動産会社のOLマリオン・クレイン(ジャネット・リー)は、会社のお金を持ったまま車で逃走し、さびれたモーテルにやってきます。

経営者のノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)はマリオンを気に入り、自分の部屋に食事に誘います。

ところが、二人で夕食をとった後、マリオンは浴室で何者かに殺されてしまうのです。慌てたノーマンは、マリオンを車ごと湖に沈めてしまいます。

やがて、マリオンの姉ライラとマリオンの恋人サムが、マリオンを探してベイツ・モーテルにやってきます。

ライラがノーマンの隙をついてモーテルの裏にある屋敷に忍び込むと、ナイフを手にした女性がライラに襲いかかってきます。危機一髪で逃げ出すライラ。そして、ノーマン・ベイツの驚くべき秘密が明らかになるのでした。

ホラー映画の金字塔。数えきれないほどの作品に影響を与えた、永遠の名作

1960年制作、アルフレッド・ヒッチコック監督、世界中の人にその名を知られる名作、『サイコ』。

映画を見ていない人でも、有名な殺人シーンやあの不気味な音楽をきっとどこかで耳にしていることでしょう。

はっきりとしないモノクロの画面に映し出される殺人シーンは、真っ赤な血が飛び散ることもなく、肝心な場面は少しも見えていないのにぞっとするほど恐ろしく、何度見ても何年経っても色あせることなく、見る人の心をわし掴みにします。

ヒッチコック監督は、ショッキングな場面、不安定なストーリー展開、映像、音楽など、あらゆる要素が見る者の恐怖をあおるよう、慎重に計算しつくしてこの映画を作りました。そして、監督の思惑通りに、『サイコ』は人々を震え上がらせました。

映画がヒットしたことで、それまではあまり認知されていなかった精神障害や多重人格という概念が世間に広く知られるようになりました。

現在では、精神障害を扱った映画やドラマ、小説などがかなり多く存在しますが、それは『サイコ』から始まったのです。

ヒッチコック監督の最大のヒット作は?

ヒッチコック監督の最大のヒット作は『サイコ』ですが、代表作と言われている作品は実は『サイコ』ではありません。

『北北西に進路を取れ』や『裏窓』、『鳥』などの名前をよく目にします。理由はよくわかりません。

でも私の中では、『サイコ』がヒッチコック監督のナンバーワンです。私がホラーがとても好きだからかもしれません。ホラーとは言っても、血しぶきも、ナイフで体をえぐられるシーンも出てきません。

『サイコ』は、薄気味悪いグロテスクなシーン満載の現代的なホラーとはまるで違います。

恐い映画は苦手な方も、機会があったらぜひ一度見てほしい作品です。映画ってすごい、面白い!と思えるはず。

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