シザーハンズ Edward Scissorhands

あらすじ

街はずれの古いお城で、発明家が人造人間を作っていました。

博士は志半ばで亡くなり、両手にハサミをつけた人造人間、エドワード(ジョニー・デップ)が1人残されます。

あるとき、化粧品の訪問販売をしているペグがお城にやってきて、1人ぼっちのエドワードを気の毒に思い、家に連れて帰ります。

街の人々は始めエドワードを気味悪がりましたが、上手に植木の手入れをしたりヘアカットをしてくれるエドワードに興味を持ち、すこしずつ受け入れ始めます。

そして、ペグの娘キム(ウィノナ・ライダー)も、次第にエドワードと心を通わせていきました。

しかし、純粋な心を持つエドワードは街の人たちの様々な欲望に翻弄されるのです。

愛する人をハサミの手で傷つけてしまったことでひどく心を痛めたエドワードは、とうとうお城に帰ってしまいました。お城までやってきたキムでしたが、エドワードと別れ1人街へ帰るのでした。

切ない恋の物語。人間の愚かさと優しさを詰め込んだファンタジー

ある晩、「どうして雪は降るの?」と孫がおばあさんにたずねます。「それはね…」とおばあさんが語り始めたのは、古いお城に住む両手がハサミの青年の物語でした。

というふうに、映画は始まります。カラフルな家々が立ち並ぶ街の様子や、両手に大きなハサミをつけて、傷だらけの真っ白な顔に髪の毛が逆立ったエドワードの姿は、まさにファンタジーの世界です。

そこに、個性豊かな街の人々が登場します。あからさまに嫌ったり、面白がったり、人造人間のエドワードを、ときに見世物のように扱います。

それでも、姿かたちは違っても、エドワードを仲間として受け入れ心から愛してくれる人もいます。キムとエドワードは愛し合っていましたが、周りがそれを許しませんでした。

あるとき、エドワードはハサミで氷を削って彫刻を作りました。すると氷の欠片が雪のようにキムの周りに舞ったのです。それが雪になって飛んでくるのだと、そう言っておばあさんの物語は終わります。「どうしてそんなことを知っているの?」と、孫がたずねると、「そこにいたからよ」と言ってキムおばあさんは微笑むのでした。年老いたキムが、エドワードとの思い出を語っていたのです。

雪が降るのは、エドワードがどこかで氷を削っているということなのでしょうか。最後の最後まで、素敵なファンタジーです。

『シザーハンズ』は、ティム・バートン監督と俳優ジョニー・デップの最強タッグが最初にコンビを組んだ記念すべき作品でもあります。

ほかにも、『スリーピー・ホロウ』、『アリス・イン・ワンダーランド』、『チャーリーとチョコレート工場』など、2人は次々とヒット作を作り続けています。

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